リアルに長野へ移住計画-農のある暮らし

悲報:住宅ローン「フラット35」に落ちた話

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ここまで順調に進めてきたのに、ここでストップです。
不動産屋が余裕で通りますよ!って言ってたのに全然ダメじゃん。
あ、すいませんつい愚痴を冒頭で書いてしまいました。
前回までで土地の売買契約を終え、工務店により図面と見積りをもらいました。今回は住宅ローンです。

住宅ローンはフラット35を選びました。選んだのには理由があります。私の契約形態が個人事業主(フリーランス)ということが大きいです。

某地方銀行へ申し込んだ際は、仮審査を出す前に「個人事業主では50%以上の自己資金がないと無理です」と言われ早々にNGを言い渡されました。マジショックでしたね。

正社員ってヤハリすごい信用になるんですね、改めて考えさせられました。
また、担当者は正社員なら半年でもいいので半年~1年経歴を積んでまた来てくださいw とも言われました。あの言い方、、、もう怖くて銀行へは行きたくない。

フラット35の代理店はア〇ヒさんで申し込みました。ここの担当者さんはとても親切丁寧でわたしのような個人事業主の実態を理解してくれてるので様々なアドバイスをいただきました。
フラット35の審査基準は雇用形態に対して柔軟なので有名です。私の審査内容をよく理解の上、借入額と収入が審査基準に満たしているかチェックしてくれました。時間にして3時間ぐらい相談したでしょうか。

ちなみにワタシの審査内容は以下です。(この時はこれでOKだと思っていたのです)

  1.  年収500万
  2.  個人事業主兼契約社員
  3.  契約社員履歴1年10か月
  4.  千葉から長野へ移住
  5.  リボ払い残金8万円(キャッシングは無い)
  6.  5年以内のクレジット支払い遅れあり(ハガキがきたらすぐ払ってます)
  7.  長野の土地が山の中で価値がほぼ無い
  8.  頭金なし(1割は代理店プラン)
  9.  3000万で審査

今となってはツッコミどころが多すぎると思いますが、真面目にこの内容で審査をしようとしてました。この時は無知なのです。
ただこの内容を担当者に伝え、相談したときは問題ないとのことでした。
そして、個人事業主の収入と契約社員の給与を合算した確定申告を2年間分提出し、土地と建物の見積りも出して準備OK。担当者からはこれで事前調査に出すので3日程お待ちくださいと。

3日後、「●●●の〇〇です。残念なお知らせが・・・不承認となりました。」

まずあんなにこの内容なら大丈夫です、と言われてたのに本審査にも行けないなんて、ショックでした。これ本当にショックで完全にお前は人間失格って言われた気分です。(たぶんそう言われてます。)
そして一番ツライのがこの事を妻に話すこと。楽しみにしていた事なので言うのがとても辛かったですね。私の無知さが招いた事態です、反省してます。

さて、なにが問題だったのか。あれから多々調べて思った事を書きます。
まず、審査時の私の内容がひどすぎ。

① 年収500万
△ 年収はまぁ少ないけどフラット35の審査基準には達している。

② 個人事業主兼契約社員
△ この内容で審査を通している人はいる。

③ 契約社員履歴1年10か月
× 2年以上が望ましい。というか正社員なれ

④ 千葉から長野へ移住
× 契約社員が出向形態なので、地方に行く理由の書類上の理由が無い。実際はテレワークになるのだが、転職する可能性をにおわせてしまった。(支払いの不安定)社長に言って、雇用契約書にテレワークに関する備考を書いてもらえ。

⑤ リボ払い残金8万円(キャッシングは無い)
× リボ払いは絶対NG。精算してから審査する必要があった。携帯本体代もローン扱いになるかもなので精算しとけ。

⑥ 5年以内のクレジット支払い遅れあり(ハガキがきたらすぐ払ってます)
× 61日以上放置してると完全NGだがそれ以外もマイナスな要素にしかならない。これを消すには5年待て。

⑦ 長野の土地が山の中で価値がほぼ無い
△ これは良く分からないが、ワタシが支払えなくなったらこの土地を取り上げるので、この土地に価値が無いと貸す方も最悪回収できないので貸しにくいという事だろう。

⑧ 頭金なし(1割は代理店プラン)
× フルローンでもOKらしいが、頭金を1割入れた方が絶対有利。

⑨ 3000万
△ 額が大きいので、プランを考え直すことを進めるぞワタシ。

とこういう感じですね。まぁ落ちて当然というか、これを知ってて大丈夫と言っていた不動産屋やローン担当者さんはどういう心境でワタシを鼓舞してたのか。

どれが大きな理由になったかは教えてくれなかったので分かりませんが、たぶん全部でしょう。これを全消しするには、5年かかりますね。でも5年経てばその分年をとるから、その時はここに年齢という問題が乗っかってきそうですね。これではいつまで経ってもマイホームが持てない。

今回ここまでやってきて思ったことは、「正社員」が最強!フリーランスで住宅ローン組んだ人は「神」!?という事ですね。
自分の子供が出来たらまず公務員を勧めよう。。。そういえばウチの親父にそう言われてた気がするなw

次回は、土地のキャンセル、ローン特約についてですね。
今度不動産屋にいってローン特約によるキャンセル手続きをしてきます。現状、不動産屋から勧められた地方銀行の審査はNGだった事とワタシ独自のフラット35の審査がNGだったことでローン特約による契約解除が可能となっているはずです。
もしこれで揉めるとなると、手付金が返ってこないだけではなく違約金として倍払いとなります。
ワタシとしては、ローンが通ることが一番なのですが、ローン特約の期限も近いので早く白紙撤回しないといけません。あと5年待ってとも言えませんしね。

これについては、また次回書きます。